待たせたな。坂庭です。
20年間、ビジネスをしていて
気づいたことが2つあります。
かなり、個人的な話なので、
一般的に、経営者全員に、まして
あなたに当てはまるという話では
ありません。
その上で、興味があったら最後まで
読んでみてください。
20年間ビジネスをやってきて
気づいたことが2つあります。
まず1つ目。
自分は金を稼ぐセンスがない、
ということ。
2つ目は。
人を育てるセンスがない、
ということ。
20年やってきて、気づいたことが
この2つでした(笑)
気づいてしまった時のショックって
ないですね・・・。
「うまくいかなくてツラい」とは
また違う感覚です。
「それをやっていた自分に気づいてしまった
ショック」と言えばいいでしょうか。
「好きでやっているつもりだったけど、
実はそうじゃなかった自分に
気づいてしまった時」とか。
「得意だと思ってやっていたけど、
実は全然得意じゃなかった自分に気づいて
しまった時」とか。
「本当は相手が自分のことを
好きじゃないんだろうけど、
そうは思いたくないから、薄々は気づきつつも
誤魔化していた自分に気づいてしまった時」
とか(苦笑)
「自覚」とは「自分に目覚める」と書きます。
それに気づいてしまった時の
ショックたるや。
絶望ですよ。
^^^^^^
もう、頭まで布団をかぶって
朝まで泣くしかない、みたいな。
「病気が治らなくてツラい」とか
「借金が減らなくてツラい」とか
「身内と絶縁していてツラい」とか
今振り返ると、そんなツラさなんて、
屁でもないですね。
「それをしている自分に気づいてしまった時」の
ショックの方がはるかにツラいです。
もうね。
舌を噛み切って死んでしまいたいほどの絶望です。
「20年もやってきて、とうとう金を
稼ぐ力がつかなかった・・・」
「20年もやってきて、とうとう1人も
育たなかった・・・」
今、書いていてもツラい。
書きながら泣いている(笑)
だからといって、じゃぁ、ビジネスが
無駄だったか?というとそうでもなく。
ビジネスをしていなかったら、
ここまでの成長はなかったと
思います。
何度も潰れそうになりながらも
立ち上がり。
ビジネスパートナーと音信不通に
なりながらもビジネスを進め。
スタッフに捨て台詞を吐かれ、
誰もいなくなった状態から、
また、ビジネスを再開させ
てきました。
食卓で社長や上司、取引先、
顧客の悪口を言い、不平、
不満、愚痴を垂れ流したり、
TVに映っている選手を見ては、
「こいつはメンタルが弱い」だの
「こいつはフィジカルが弱い」だの、
もっともらしいことを言っていた
サラリーマン時代。
あのままだったら、ここまでの
成長はなかったと思っています。
お別れの言葉みたいですが(笑)
でもね。
自分と向き合い、深掘り、
「自覚する」ってツラいですよ。
好きな子に振られるよりも、
誤魔化していた自分に気づいて
しまった時の方が何倍もツラい、
みたいな。
それでも、前を向いて歩いて行く
しかない。
だって、人生は続くから。
それが嫌だったら、死ぬしかない。
誰かに慰めてもらったり、
酒で誤魔化したり、
リフレッシュという現実逃避なんて
したところで、何も解決しません。
絶望した時こそ、しっかりと
自分と向き合うタイミングです。
僕はそうやって乗り越えてきました。
そして、これからもそうやって
乗り越えて、前進して行くでしょう。
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20年、ビジネスをしていて、気づいたことが
その2つか。
ほんと、「ギャグか!」って思いますよね(笑)
でも、そういう自分に気づき、許し、
受け入れられるかどうかです。
それができないうちは、何を試しても、
意味がありません。
だって、自分から逃げ回り、
新しい痛み止めで自分を
誤魔化しているだけだからです。
いずれはモルヒネも効かなくなります。
死ぬか?
誤魔化すか?
向き合うか?
お気に召すまま。
次回の配信まで震えて待て。
ありがとうございました。
坂庭