坂庭です。
先日、ソーシャルに
「僕は重度のADHDです。
同じようなことで悩んでいる方は
ご連絡ください」
とアップしました。
ADHDというのは大人の
発達障害です。
すると、
【プロ】のADHDから
お叱りのメールを
何件かいただきました。
「ちゃんと病院で診察を
したんですか?」
「ネットの診断くらいで重度の
ADHDを名乗らないでほしい」
というメッセージです。
このような「しょーもないメール」は
時々いただきます。
僕はこれを「ADHDのプライド」
「病気オタク」と言っています。
「所詮、あんたは偽物のADHDでしょ?
私は本物のADHDなんだから」
「薄っぺらいあんたのようなADHDと
違って、私は本物のADHDとASDで
苦しんでいるんだから」
「あんたと一緒にしないでほしい」
プロのADHDですか?(笑)
僕に言わせれば、単なる
「病気オタク」のタワゴトですよ。
これまでも散々、「病気オタク」を
見てきましたが、「病気を卒業する気がない
人たち」なので、個別セッションはすべて
お断りしています。
10分も喋れば分かりますし、
1つ、2つ質問すれば分かります。
最近は喋るまでもなく、事前に
送っていただいたメールの
文面だけで分かります。
このような方はプライド、つまり、
「メリット」があってADHDをやっているので
発達障害や適応障害をやめる気がない方です。
一生、ADHDなり、ASDを続けてください。
僕のセミナーや個別セッションの
「対象外」です。
たとえば、僕が「借金と負債3500万円から
立ち直った」と言っていると、
「3500マンなんて、借金のうちに
入らねーんだよ!オレは3億以上の借金を
抱えてるんだ!オマエと一緒にするな!」
とか。
「人生に絶望して自殺したい時期があっただと?
甘っちょろいんだよ!こっちは、壮絶な人生を
送って、散々、地獄を見てきたんだ!
お前みたいな甘ちゃんと一緒にするな!」
とか。
だから?(笑)
「病気オタク」と不幸自慢をする
つもりはまったくありません。
「借金オタク」と不幸自慢をする
つもりもまったくありません。
病気の症状や借金額を競って、
武勇伝を語りたいなら、
他へいってください。
そんな「くだらない不幸自慢」を
するほど、暇じゃないんだよ、
こっちは。
僕が病院へ行って診断しなかった
理由は1つ。
病院で治るとは思っていないから。
期待するだけ無駄だからです。
43年間の原因不明の慢性的な下痢を
治すために、ありとあらゆる健康法を
試しても良くならなかった。
下痢が治らないのに、この「息苦しさ」
「生き苦しさ」が治るわけがない。
「病名がついても治らない」
これで、すでに絶望している自分には
病院へ行って解決するとは思えない。
西洋医学にも東洋医学にも
民間療法にも希望が見出せない。
「行くだけ無駄だ」と思ったからです。
僕は純粋に、これまでの自分と
同じように、
「社会に適応できない」
「生きづらい」
「人とコミュニケーションが
うまくとれない」
「誰にも理解してもらえない」
それで悩んでいて、なんとか
そこから抜け出したいと思っている人に
情報を配信したいと思ってカミング
アウトしました。
実際に「自分はADHDではなく
適応障害ですが、似たようなものだと
思って連絡させてもらいました」
という方もいます。
そのような方が対象です。
「病名」や「診断」なんで
どうでもいい。
たとえば、
僕と同じ過敏性腸症候群じゃなくても、
「何年も下痢で悩んでいる」という方で
本気で病気を卒業したいという方には
相談に乗っています。
それと同じ感覚です。
好きでADHDをやっていて、
プライドを持ってADHDを
やっているような「ADHDオタク」に
興味はない。
病気オタクに興味はないんだよ、
こっちは。
一生やってろ。
発達障害であろうと、
適応障害だろうと、
アスペルガーであろうと、
なんであろうと、
「社会に適応できない」
「生きづらい」
「人とコミュニケーションが
うまくとれない」
「誰にも理解してもらえない」
だから、なんとか、この「生き苦しさ」
「生きづらさ」を抜けだしたい。
「生きる目的を見い出したい」
本気でそう思っている人に
向けてメッセージしています。
昨日も、感性が極めて豊かな
「アーティスト」タイプの方から
ご相談をいただいていました。
「まさに、あなたの時代です。
ぱっか〜ん、しましょう」と
お伝えしました。
その方はADHDとか適応障害とか
アスペルガーではありませんが。
五感が鋭く、感性が豊かゆえに、
社会と折り合いがつけられず、
ずっと苦しんできた方です。
病名なんて、なんだっていいんですよ。
「脳の使い方と潜在意識は
何が違うんですか?」
「脳の使い方と心理学は
何が違うんですか?」
というのと、同じくらい、
どーでもいい議論です。
このメールは「ADHDオタク」だけでなく、
「病気オタク」にも向けて書きました。
思い当たる節がある方は、
僕のメールや動画、セミナー、
個別セッションは向かないので、
今すぐ解除してください。
一生、プライドを持って
「病気オタク」を続ければいい。
どうせ、何か、メリットがあって
アピールしているんでしょうから。
では、さようなら。
坂庭