待たせたな。坂庭です。
なぜ、あなたのスタッフは育たないのか?
今日はそのようなテーマで
解説します。
もしあなたが経営者でしたら、
必ず最後まで読んでください。
経営者とスタッフとでは
抽象度が違うので、解像度が
違います。
つまり、経営者に見えているゴミが
スタッフには見えていません。
「そこのゴミ、拾っておいて」で、
通じません。
なぜか?
経営者は理念や哲学があり、
自分の開発した商品・サービスに
愛着を感じていて、その商品・
サービスを通じてお客様に
幸せになってもらいたいと
思っています。
ところが、スタッフは自分の
生活費のために時給いくら、
月収いくらで働いています。
バイトやパート、非常勤なら、
「そんなのは社員の仕事だろ」
「こんな時給でそこまで求められても」
というのが本音です。
つまり、理念も哲学もへったくれも
ありません。
淡い期待を抱くのはやめましょう。
彼ら彼女らは商品・サービスは愚か、
お客様にすら愛情を感じていません。
外注先もビジネスパートナーも
所詮、他人の金ですし、
所詮、他人のフンドシです。
あなたが、儲かろうが、儲かるまいが、
あなたが成功しようが、倒産しようが、
関係ありません。
所詮、他人の金です。
あなたが野垂れ死にしようが、
どうでもいいのです。
あなたの子供の病気が治るまいが、
知ったこっちゃないのです。
所詮、他人の金。
所詮、他人のフンドシ。
所詮、他人の土俵です。
その程度の意識なので、
自腹を切って同業他社の商品・
サービスを使ってみようなんて
露ほども思いませんし。
休日を返上して自己投資をしよう
なんて気はさらさらありません。
あなたの目の前では深刻そうな顔をし、
反省をした顔をしたところで、
タイムカードを切って、家に帰って
缶ビールを「ぷしゅ」と開ければ
今日一日は終わりです。
「やれやれだぜ」と缶ビールを片手に
YouTubeを見ながら寝落ちして終わり。
あなたがトイレの中でも風呂の中でも
夢の中でも仕事をしていることなんて
想像すらつきません。
あなたのお店や会社が儲かろうが、儲かるまいが、
所詮、他人の金だし、所詮、他人のフンドシ、
所詮、他人の土俵。
自分は決まった日に決まった給料さえ
振り込まれれば良いのです。
むしろ、どうせ同じ金しかもらえないなら
楽してもらった方がいいに決まっています。
急いでやろうが、サボりサボりやろうが、
生産性が上がるまいが、クレームになろうが、
どうせ、自分の給料なんて上がらないし、
変わらないわけですから。
「アホくさ」「どうでもいいよ」
と思っています。
そんなスタッフやビジネスパートナーにとって
朝礼もミーティングもクソです。
華金の夕方から、すでに
休日ですから。
そんな時間からミーティングなんて
ぶっ込もうものなら、いずれ暴動が起きます。
喫煙室やトイレ、給湯室、zoomの画面の外で
ため息をつき、舌打ちをし、
「いつかやめてやる」と心に誓います。
いえ、すでに退職届を書いて、
デスクやバッグ、スーツの
内ポケットに忍ばせているかも
しれません。
(離婚届も然り)
彼ら彼女らはタイムカードを切って、
時間から時間まで働き、
言われたことだけして、
決まった給料さえもらえれば
文句はありません。
いずれは言われたことすらやらなくなり、
報告すら怠る始末です。
タスクの期限も納期も無視し、
なし崩しにされます。
経営者のあなたが血ヘドを吐いて、
支払いのために駆けずり回り
死に物狂いでこの2週間、一睡もせずに
動き続けていても、彼ら彼女らは
仮病で有給を使って旅行へ行き、温泉に入り、
うまい飯を食って飲んだくれています。
もしくは韓国へ行ってプチ整形をして
ダウンタイムをのんびり過ごしています。
仮に会社が傾いたら転職先を
探すだけです。最後は「ここぞ」と
ばかりに有給を消化して
オサラバです。
最初で最後にして最大の復讐です。
あなたが忙しいのを知っていて、
ここぞとばかりに最悪のカードを
これ見よがしに切ってくる。
「ザマーミロ!」と心の中で
叫んでいます。
傾いた会社を一緒に立て直そうなんて
微塵も思わない。
会社の借金は社長の借金、
自分の給料は自分の給料です。
会社が傾いたら営業をサボって職安へ行き、
仕事をサボってスマホやパソコンで、
求人を探します。
そして、気がきくか?きかないか?
この違いはどこから生じるのか。
それは、商品・サービスに
愛着を感じているかどうかです。
さらに踏み込むと、お客様
という以前に人が好きで、
人を人ととして見ているか?
結果として接客が好きかどうか?
さらに、さらに踏み込むと、
自分の仕事と生きる目的が
リンクしているかどうか。
ここが最大のキモです。
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人を人ととして見ていない、
自分の生活費しか考えていない
スタッフに対して、「なんて
説明したら伝わるかな?」
「どんな教育をしたら接客の
質が上がるかな?」経営者はそんな
ことを考えてもムダです。
あなたの「仕組み化」に興味が
あるわけがない。
彼ら彼女らにとっては
福利厚生と手取りとボーナス、
有給だけがやり甲斐ですから。
時間とコストと労力を割くだけ無駄。
経営者が自分の給料を半年分我慢し、
最愛の家族に貧乏を虐げ、
スタッフの生活のために、さらに借金を重ね、
給料や支払いを死守したところで、
涼しい顔をして去っていきます。
これが現実です。
淡い期待を抱くのはやめましょう。
あなたが火ダルマになったところで、
何とも思っていません。見て見ぬふり。
知らんぷりです。
これは外注先、取引先、ビジネス
パートナーも同じです。
残酷ですが、会社が傾けば、
蜘蛛の子を散らすように去っていきます。
潮が引くように分かりやすく、
さーっと引いていきます。
そんなスタッフや外注先、取引先、
ビジネスパートナーと一緒に仕事をしていて
あなたのお店や会社の売上が伸びると
思いますか?
そんなことを繰り返していて、今後、
あなたの収入が増えますか?
あなたの生活が楽になりますか?
あなたの人生が豊かになりますか?
あなたの家族は幸せになりますか?
「なんとかここさえ乗り切れば・・・」
そう思って、何年も休まず、マグロのように
動き続けても、あなたの生活は、1mmも
変わらないでしょう。
あなたは座ってお茶を飲む時間すらなく、
あなたは何年も自分のための時間もお金も
ないのですから。
事態はほぼ絶望的です。
僕自身、そのような状態を
嫌と言うほど味わってきました。
実に起業してから10年以上も。
「何のためにリスクを背負って
起業したんだろう・・・」
「一体、誰のために
働いているんだろう・・・」
「いつになったら生活が
楽になるんだろう・・・」
「いつになったら自分の時間とお金が
作れるんだろう・・・」
「こんなことをしているうちに
もう、こんな歳になっちゃった。」
「このまま人生、終わっちゃうのかな・・・」
と。
だからこそ、あなたの気持ちが
痛いほど分かるのです。
「じゃあ、どうすりゃいいんだ!」
とキレたくなる気持ちも分かります。
解決策をお伝えします。
スタッフや外注先、取引先の担当者、
ビジネスパートナーの「仕事のやり甲斐」と
「生き甲斐」をリンクさせることです。
そこをリンクさせないと、
いつまで経ってもニンジンを
ぶら下げないとスタッフは走らないし、
ニンジンが無くなったら、
ソッポを向きます。
「仕事のやり甲斐」はお金だとしても、
スタッフの「生き甲斐」を見出させること。
その上で、「仕事のやり甲斐」と
「自分の生き甲斐」をいかに
リンクさせるか?
あなた自身も。
ぶっちゃけ、これさえやっていれば、
企業研修も不要になります。
『経営者の生き甲斐』と
『スタッフの生き甲斐』が
結びついた時に同じ抽象度になり、
同じ解像度になり、同じゴミが
見える状態になります。
「そこのゴミ、拾っておいて」で、
通じるようになります。
僕も以前はスタッフの中林くんにも、
ビジネスパートナーにも話が通じなくて、
苦労しました。
今は、中林くんも、ビジネスパートナーも
脳の使い方を整えることで、
抽象度が上がり、解像度も上がって
きたので話が通じるようになりました。
当然、生産性も上がります。
チームで生産性を上げたいなら
チームで僕のオンライン1Dayセミナーに
参加してください。
家庭を整えたいなら
夫婦で親子で参加してください。
なぜなら、家庭もチームだからです。
社会における最小単位のチームです。
お陰様で、最近は夫婦、親子、
経営者とスタッフ、ビジネスパートナーと
一緒に参加してくれる方が増えています。
さすがですね。
分かる人は分かる。
強いチームはとっくにやっています。
あなたすら参加していない時点で
かなり乗り遅れています。
『明日はなんとかなると思う馬鹿者。
今日でさえ遅すぎるのだ。
賢者はもう昨日、済ませている。」
これはアメリカの社会学者
チャールズ・クーリーの言葉です。
今からでも一緒に立て直しましょう。
明日やろうは馬鹿野郎。
今すぐこのメールの下部に記載のURLから
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セミナーの枠を確保してください。
「まずは自分が変わったら
誘ってみよう」では遅すぎます。
今のあなたに、そんな余裕あります?
そんな猶予は残されていないはずです。
スッテンテンになってから、
「あと1ヶ月早く出会っていたかった」と
嘆いても手遅れなのです。
こうしている間にも列車は
バッドエンドに向かって確実に
走り続けています。
それも猛スピードで。鬼滅の刃の
「無限列車」のように。善は急げ。
起業を考えている人は、
起業する前に参加しておいて
損はありません。
ちなみに。
放置しておいても良くなることは
ないですからね。虫歯と同じで、
悪化することはあっても。
是非、親子、夫婦で参加して
家庭を円満にしましょう。
スタッフ、ビジネスパートナーと参加して
生産性を上げ、売上、利益、給料を増やしましょう。
明日やろうは馬鹿野郎。
時間がかかるのが分かっていることこそ、
今すぐやろう。
この記事はすでに1Dayセミナーに参加したり、
坂庭のコンテンツを使ってくれている方にも
あえて配信しています。
是非、この記事をプリントアウトして
読み返してみてください。今はピンとこなくても、
近い将来、必ず役に立つ時が来るはずです。
次回の配信も震えて待て。
ありがとうございました。
坂庭