待たせたな。坂庭です。
経営者とスタッフには、
埋まらない溝があります。
どんな溝だと思いますか?
経営者と話すと必ず
出てくる「絶望的な溝」です。
まさに「頭痛の種」ですね。
毎回、舌を噛み切って四に
たくなります(苦笑)
なぜ、どんなに張り付いて仕事を
教えても、経営者と同じような
パフォーマンスを発揮できないのか?
ショボイ成果物しか
上がってこないのか?
教えた3割もできないのか?
喉を枯らして、体力を消耗し、
ヘトヘトになってストレスフルで
会社の利益を削って給料を払い、
どんなに教えても教えても教えても、
教えても教えても教えても、
教えても教えても教えても、
教えても教えても教えても、
(無限大)
言われたこと「しか」できないのか?
言われたこと「が」できないのか?
言われたこと「も」できないのか?
言い訳し、誤魔化し、もみ消し、
先延ばしし、終いには報告すら
しないのか?
そして。
言いたい放題言って、
最後には捨てゼリフまで吐いて、
辞めていくのか?
会社に何の成果物も
何の資産も残さずに、
不義理を働き、
恩を仇で返し、
何の貢献もせずに
去っていくのか?
まさに絶望的。
^^^^^^^
書いていて自分でも
四にたくなります(苦笑)
あなたもそうじゃないですか?
「それが当たり前」だと思って
自覚すらしていなければ末期です。
実は。
経営者がこの
「絶望的な無限ループ」から
抜け出す唯一の秘訣があります。
人材教育でも
コミュニケーションスキル
でもありません。
知りたいですか?
もし。
あなたが経営者で、
人材育成、スタッフ教育で
何度となく絶望し、
頭を抱え、舌を噛み切って
四んでしまいたいという
思いを何度となく繰り返して
いるなら。
是非、今日も最後まで読んでみて
ください。
経営者とスタッフとでは、
圧倒的にパフォーマンスが
違います。
能力の差や人格の差では
ありません。
同じ人間ですし、経営者だからと
いって、決して人格者とも限りません。
中にはどうしようもないクズの塊の
ような経営者も少なからずいます。
(反省)
では、何が違うのか?
仕事に取り組む際の「姿勢」
というか、「在り方」というか、
「想い」です。
決して、「人格」や「能力」の
差ではありません。
そもそも経営者は「仕事」と
思ってやっていません。
まるでプラモでも作るように
面白がってやっています。
僕が毎回、このブログを「仕事」だと
思って書いていると思いますか?
つまり、そういうことです。
僕の場合、朝から晩まで、
四六時中、脳で遊んでいるだけ
です。
寝食も忘れ、風呂にも入らず、
気付いたら夜中や明け方まで
作業をし、休みを取らなくても
働き続けることができます。
所ジョージさんやヒロミが
バイクをいじったり、DIYを
しているようなものです。
魔裟斗がトレーニングをしたり、
若手に指導しているようなものです。
少しくらい嫌なことがあっても
乗り越えられます。
『世界のホンダ』を作った
本田宗一郎は毎朝、外が
明るくなるまで作業場に1人で
残っていたそうです。
それを見た近所の人が、
「毎日、そんな時間まで
大変ですね・・・」と言ったら、
本田宗一郎は何と答えたか?
「え、何が?」
経営者にはこの感覚が分かると
思いますが、スタッフには
永遠に分かりません。
これが労働者側だったら「社畜」だの
「パワハラ」だのギャーギャー
騒いで、労基に駆け込む案件です。
「好きこそものの上手なれ」
とはよく言ったもので。
「喜び」でしているので。
経営者は朝から晩まで
「喜びしかない」わけです。
だからこそ。
とてつもないパフォーマンスを発揮し、
あっという間に、とんでもない成果物が
出来上がります。
わざわざ期限なんて決めるまでもなく。
わざわざノルマなんて課すまでもなく。
スタッフとは真逆です。
スタッフは言い訳をして、先延ばしにし、
ブラックボックスを作り、もみ消して、
ウヤムヤにし、もうらうものだけもらって
有給を消化し、さっさと辞めていきます。
つまり。
経営者とスタッフでは「喜び」が
違うのです。
経営者には理念、哲学があり、
それを形にするための
クリエイティブな作業が
楽しくて仕方ない。
その理念や哲学が形になり、
世の中に出て、ユーザーの手に渡り、
喜ぶ顔を想像するだけで幸せです。
そのために楽しみながら
しているわけです。
経営者の辞書には「時給」も
「ボーナス」も「福利厚生」も
「有給」も無いのです。
代わりに「愛人」という言葉を
辞書に登録してる経営者はいます(笑)
僕にはいません。
あいにく、そんな甲斐性も
器もなければ、面倒見も
よくないので(苦笑)
他方。
スタッフは決まった日に
決まった給料が振り込まれ、
有給で遊びに行くのが最大の喜びです。
だから。
ちょっとでも嫌なことがあると
すぐに言い訳をし、へこたれ、
人のせいにし、少しでも条件の
いい会社があれば転職をします。
お金のため
有給のため
マイホームを購入するため
新車を買うため
旅行をするため
自分が贅沢をするため
哀しいかな。
会社や社長の理念や哲学に共感し、
それを形にして、一緒に世の中に
広めることなど、正直、スタッフには、
どうでもいいことなのです。
そんなものは最初から毛頭ありません。
会社が儲かろうが、儲かるまいが、
社長が寝ずに資金繰りをしようが、
どうでもいい。
他人事。
自分には関係ないと思っています。
むしろ。
早く仕事を仕上げると次の仕事を
振られるため、同じ1時間でも、
あえて手を抜き、ダラダラと時間を潰し
「いかに楽をして給料をもらうか?」
しか考えていないのです。
それが「従業員」という生き物であり、
それが現実です。
なぜ、そんなことが言い切れるのか?
決して、ディスっているわけではありません。
僕もサラリーマンをしていた時期が
あるからです。
誰も経営者の理念、哲学、
想いになんて興味がない。
決まった日に決まった金さえ
振り込んでくれれば
それでいいのです。
多少、小言を言われても、
その時だけ、落ち込んで、
反省しているポーズを取り、
やり過ごせば、会社に居座り
続けることができます。
心の中では舌を出し、
「だりぃ〜」「うぜぇ〜」
「早く終わらねぇかな〜」と思い、
「今日帰ったら何を食べようかな?」
「帰ったら、テレビ、何を見ようかな?」
「コンビニでタバコ買って帰ろ〜」
そんなことを考えていて
説教なんて右から左です。
学生時代に教師から説教されている時と
何も変わっていません。
中学生の頃から成長していません。
むしろ、社会人になったら、
固定給で守られ、叱られている
時間すら給料が発生している。
無能なダメサラリーマンになんて
説教するだけムダです。
その時間すら「残業」という
時給を与えることになるのだから。
それも我々、経営者が馬車馬のように
必死で稼いだお金ですよ。
四ほど、アホらしいと
思いませんか?
同じミスを繰り返しては、
タスクを先延ばしにし、
ダラダラと時間稼ぎをして
次の転職先を探しています。
経営者の皆さん、
目覚めましょう。
従業員は、
あなたの支払う時給の中で、
転職先を探し、
あなたの支払う時給の中で、
履歴書を書き、
あなたの支払う時給の中で、
勤務中に免許を取りに行くヤツや
あなたの支払う時給の中で、
面接を受けにいくヤツすらいます。
これが現実です。
スタッフに淡い期待をする方が
間違っています。
そもそも、彼ら、彼女らには
理念も哲学もへったくれも
無いのですから。
ネットワークビジネスで
楽して稼ぎたい連中と
微塵も変わりません。
もう一度、言います。
彼ら、彼女らには
理念も哲学もへったくれも
無いのですから。
経営者が人件費を捻出するために
直近2年分の決算書を抱えて
必死に銀行をかけずり回り、
眠れない日々を過ごしても、
従業員はいびきをかいて、
朝までグッスリです。
頭に寝癖をつけて遅刻をしたり、
二日酔いで酒臭い匂いをプンプン
させて出勤したかと思えば、
朝から仕事もせずに、喫煙室に
直行するバカもいれば、
生理痛だからといって、
露骨にイライラした顔で
出勤するお局すらいます。
自分が立ち上げた会社で
自分が家賃を払っているオフィスなのに
スタッフの顔色を伺い、
出社拒否したくなるほど
憂鬱な気分になります。
飲み食いしたゴミの分別も
ロクにしなければ、タバコの吸い殻も
そのまま。
汚した便器もそのまま。
都合が悪くなると、なぜか急に日本語が
通じなくなる外国人スタッフ(苦笑)
そのようなスタッフに
僕自身、淡い期待を抱き、
何度となく絶望してきました。
自分が眠れない夜を1週間も
2週間も過ごしているのに。
「コイツら、マジで全員、
ブチ×ロしてやろうか?」と
何度本気で思ったことか。
ところが。
この溝を埋めない限り、
経営者からすれば人は育たず、
また、スタッフからすれば
転職も終わりがありません。
お互いに終わりのない「不毛の日々」を
四ぬまで送り続けるハメになります。
「じゃあ、どうすりゃいいんだ!!」
叫びたくなる気持ちも分かります。
まぁ、待て。慌てるな。
理念を共有し、
喜びで働いてもらえば
いいのです。
いえ。
我々、経営者に残された
選択肢はそれしかありません。
アンガーマネジメントも
クレドも、所詮、小手先の
テクニックに過ぎません。
「アンガーマネジメント」も
「クレド」も、もはや昭和ですね。
あれを未だに本気でやっている
会社があったら「ぶっ飛び〜」
ですね。
宮沢りえも真っ青です。
古すぎて40代以上の人にしか
通じませんが。
ちなみに。
経営者には、もはや共通
認識ですが。
ハロー×ークは所詮、
ゴミの掃き溜めなので。
あんなところに募集を出して、
優秀な人材を探そうと
思っている方がおかしい。
箸にも棒にも引っかからず、
煮ても焼いても食えない、
「20年前の坂庭」のような
クズしかいないので(苦笑)
本当にゴミの掃き溜めとしか
言いようがない。
新しく人材の募集をかける前に。
まずは、あなた自身が自分を整え、
生きる目的を明確にし、
それを明文化し、言語化して、
スタッフに伝えることです。
つまり。
経営者のあなた自身が、
自分を整えて、生きる目的を
明確にすることが第一歩
ということです。
「なんだ。結局、生きる目的かよ」
と思いましたか?
当たり前です。
それ以外にないですから。
ビジネスに近道はありません。
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と言っても。
どこからか借りてきたような
企業理念なんて書いても意味がない
ですからね。
「世界平和」とか
「健康な人を増やしたい」とか
「人を笑顔にしたい」とか。
小学生の短冊かよ。
もちろん、「エゴ」でやってると
病気になるので、くれぐれも、
気をつけてください。
自分を整え
エゴの自分をやめ
生きる目的を明確にするための
オンラインセミナーを開催
しています。
興味があったら参加してみて
ください。
いかがでしたか?
僕は綺麗事なんて一切言いません。
その上で。
経営者として生き残る道は
正直、これしかありません。
「生きる目的」をスタッフと
共有すること。
ここから逃げ出したら、
40〜50代以上の我々には、
「日雇い」の「掛け持ち」しか
残されていませんから。
それでも、せいぜい、月に
25万円程度。
30万円ももらえれば、御の字です。
だとしたら。
一緒に絶望から抜け出し、
チームを強化して、
突き抜けていきましょう。
それでは次回の配信も
震えて待て。
ありがとうございました。
坂庭