待たせたな。坂庭です。
先日、20代の女性に相談されました。
「私、幼少期からの付き合いのある友達が
1人もいないんです。トミーさんはいますか?」
と。
「いないね。友だちなんて必要?」
即答です。
まだ、絶望のさなか、「こんな時、
誰に相談すればいいんだろう」
「この絶望の乗り越え方を知っている人って
誰だろう」
と思ったんです。
でも、その時に、ハッキリと認識しました。
「あ、まだ、誰かに頼ろうとしてた」って。
分かりますか?
「こんな時、誰に相談すればいいんだろう」
「この絶望の乗り越え方を知っている人って
誰だろう」
と思っている時点で、まだ誰かにすがろうと
している自分に気づいたわけです。
バカバカしいですよね?
この後に及んで、まだ、誰かに頼ろう
まだ、誰かに甘えようと思っていた。
自分でも呆れました。
「シャバは自力」と言っておきながら、
このザマですよ。
でも、乗り切った今、1つだけ
言えることがあります。
「友達はいらない」
「傷の舐め合いをするだけの
仲間なんていらない」
と。
以前は、違いました。
人が嫌いで、チームや組織に馴染めず、
仕方なく一匹狼をやっていました。
「俺、動物占い、狼だから」と、
意味不明な強がりを言っていました。
今は相談されることや
頼られることがあっても、
相談することも頼ることも、
ほとんどありません。
甘えることすらも。
誘うことよりも
誘われることの方が
圧倒的に多くなりました。
全部、自分で決めて、
全部、自分の責任で
進めています。
これだけですね。
もちろん、手伝ってもらうことは
ありますが。
「強がって」とか「不貞腐れて」とか、
「感情を押し殺して」とかではありません。
良くも悪くも自分次第だし、
絶望を乗り越えるのも、
悪夢を打ち破るのも、
地獄を生き抜くのも、
どん底から這い上がるのも、
自分しかいないと改めて
認識したからです。
「だよな」と。
薄っぺらい友達ごっこをするくらいなら
最初から1人の方がいい。
薄っぺらい仲間ごっこをするくらいなら、
チームなんて解散した方がいい。
言っておくけど、赤字垂れ流しで
損失を抱えてまでビジネスなんて
やる価値ないよ。
自分の生活費を半年以上も取らずに、
自分と家族を犠牲に頑張って
支払い続けるなんて意味がない。
何のためにリスクを背負って
起業したか分からなくなるからね。
従業員にも最低限の保証と
最大限の根回しをしてあげて、
早めに解散した方がいい。
延命措置なんて無駄。
潰してゼロからやり直した方が
圧倒的に早い。
毎晩、自分の歯ぎしりの音で
目を覚ますまで自分を追い込んで
1人で抱え込んでまで、やる価値なんて
まったくない。
本当に。
そこまでしてふんばる意味がない。
どうせ、周りは他人の金、
他人の問題、他人の苦しみ、
他人のふんどしにすぎないから。
苦しんでいるのは所詮、自分だけ。
今思うと、滑稽だよね〜。
だって、夜な夜な自分の歯ぎしりで
目を覚ましているのに、他の人は
毎晩、スヤスヤ、寝てるんだぞ。
朝までぐっすり。
バカバカしくないか?
他人のふんどしで生きてる連中のために
そこまでして、やる意味なんてまったくない。
損失を出したところで、誰かが
責任をとってくれるわけでもない。
借金を抱えるくらいなら
会社なんて解散して、
ケツまくってゼロに戻った方がいい。
他人の生活費まで心配してやる
必要なんて、全くない。
お互いに自己責任。
まして、首なんてくくる必要もない。
そんなのナンセンス。
勝手にみんな生きていけばいい。
「死に物狂いで限界まで頑張ったけど
払えないよ。ごめんね。」で終わり。
どいつもスイスも。
いや、どいつもこいつも、
オッパイ飲んでねんねしてる
赤ん坊じゃないんだからさ。
決して、周りを恨んでいるわけでも、
周りに絶望しているわけでもなく、
投げやりになっているわけでもなく。
どこまでいっても、良くも悪くも
自分しかいないから。
何でこんなことを言うかと
いうと。
孤独が寂しいのは、本当の
自分と繋がっていないから。
誰かに甘えるのは、
自分で自分を癒していないから。
来世に希望を託すのは
現世に希望を見出せていないから。
神様、仏様にすがっているのは、
自分にすがっていないから。
あの世に救いを求めるのは、
この世で自分を救っていないから。
ユニバやTDLで浮かれるのは
日常が沈んでいるから。
オンとオフの切り替えをしているのは
今の仕事が生きる目的じゃないから。
花金に憂さ晴らしをするのは、
今の生活がクソだから。
タイムカードからタイムカードでしか
仕事をしないのは今の仕事が嫌いだから。
GWに仕事の通知をフルシカトするのは
単に金のためにやってるから。
無我夢中で、フラダンスにハマって
うつ状態になるのは
現実逃避しているから。
だから、悪化するんだよ、
ということ。
「トミーさんは、友達いますか?」
「いないね。友達なんて必要?」
「1人で寂しくないんですか?」
「最高だね。むしろなんで寂しいの?」
1人で十分。
1人でいい。
1人がいい。
1人が楽しすぎて、無理して
誰かと一緒にいたいとすら
思わない。
もちろん、会員さんたちとの
お茶会とかは別よ。
生きる目的につながっていて、
喜びでやってるから。
それは別なんだけど。
以前は手を繋いで歩いてる
カップルを見ると
羨ましかったのよ。
孤独で寂しかったから。
誰かに甘えたかったから。
誰かに話を聞いてほしかったから。
誰かに寄りかかっていたかったから。
今は
誰かの顔を見たいとか、
誰かの声を聞きたいとか、
まったくないね。
自分と深く向き合って、
自分の声に深く耳を傾けたい。
それが楽しくて仕方ない。
お願いですから1人にしてください、
って感じ。
リーヴ・ミー・アローン。
決してネガティブな意味
じゃなくて。
『孤独であれ。』
こうなってくると、逆に
人が寄ってくるという。
なんなんだよ、おまいら(笑)
お金を追いかけずに乞食を
楽しめば、楽しむほど、
お金が追いかけてくる。
「なんだ、こういうことだったのか」
と模範解答に行き着く。
これが、「陰極まりて陽となる」
という状態。
一周して、そこに戻る。
一周して、そこに辿り着く。
頭で理解しているうちは、
全然ダメ。
呟いたり、唱えたり、
刷り込んだり、言い聞かせたり、
鼓舞したり。
そんな表面的な書き換えや、
表面的な切り替えなんて意味がないし、
むしろ、悪化するだけ。
最後はうつ状態。
もし、あなたが「友達がいなくて寂しい」
と思うのなら、「友だちなんて必要?」
と心の底から思えるまで、坂庭が
友達でいよう。
そして、
「誰かの顔を見たいとか、
誰かの声を聞きたいとか、
まったくない」
そうなったら坂庭から
卒業すればいい。
いずれは、たった1人でも
孤独に向き合い、生き抜く強さを
手に入れよう。
もし、あなたも本気でそう思ったら
是非、オンライン1Dayセミナーに
参加してください。
それでは次回の配信まで震えて待て。
ありがとうございました。
坂庭