コンサルをしていると、本当に、皆さん、毎回、毎回、「よく探してくるな〜」と思うほど、新しい病名を教えてくれる。
まさに、2年前の自分と同じ。
たとえば。
「坂庭さん、最近、こういう病気があるのを知ってますか?」と。
「え、なんですか、その病気?」と聞くと、皆さん、ニヤッとして、「え?知らないんですか?」と自慢そうに話してくれる。
まるで、「世界一の健康オタクなのに、最新の病名を知らないんですか?あなたより、私の方が病気に詳しいですよ」と言わんばかりに。
そして、決まって、こう言い出す。
「ネットで診断してみたら、××%以上、当てはまっていました」
「やっぱり、母親からの遺伝みたいです」
「生まれつきの体質だから治らないみたいです」
「どう思いますか?!」と。
だから、なんなんだ?と。
それって、「占い師に言われたけど」とか「医者に言われたけど」と、同じ。
正直、昔は「うつ病」なんて言葉もなかったし、「ADHD」なんて言葉もなかった。
私なんて診断したら「大人のADHD」に98%以上、当てはまっていたぞ(照)
だから、なんなんだ?と。
「母親にこう言われた」
「新宿の母にこう言われた」
「池袋の母にこう言われた」
一体、母親が何人いるんだ?と。
だから、なんなんだ?と。
「私は健康オタクですが、病気オタクではないですし、それに、もう、病気をする必要がないので、わざわざ新しい病気を探して、自分から病気をやる必要がないんです。」とハッキリ言うことにしている。
「あなたは、どうして、わざわざ病気をやる必要があるんですか?」
「どうして自分からわざわざ、病気を探しに行くんですか?」
「病気をやめたいのであれば、やめればいいじゃないですか?」
「何のメリットがあって、次から次へと新しい病気を見つけに行って、わざわざ今度は別の病気をやるんですか?」
「そもそも病気をやめる気が無いですよね?だから、新しい病気を探しては、それをやるわけですよね?」
「いつまで病気をやり続けるんですか?」と。
そう言うと人によっては、「ハッ」と気付く人もいれば、「しまった」とバツの悪そうな顔をする人もいる。
中には逆ギレする人もいる。
「好きでやっているわけじゃないんです!私だって1日も早く病気を治したいです!私が一番苦しいんでいるんですから!!」と。
言いたいことはよく分かる。
私も43年間、原因不明の慢性的な下痢をしてきたから。
うつ病も然り。
「1日も早くうつ病をやめて、社会復帰したいんです!」
「家族を幸せにしたいんです!」
「親孝行したいんです!」
「社会貢献したいんです!」
と、皆んな口を揃えて言うけど。
「うつ病なんて病気でもなんでもないですから、やめられますよ。どうします?」と聞くと、「いえ、このままでいいです」とか。
「本気でうつ病をやめる気があるならお手伝いしますよ」と言うと、「いいです!いいです!自分でやります!」とか。
最初から、やめる気が無いわけ。
さて。
あなたは「健康オタク」だろうか?それとも「病気オタク」だろうか?
いずれにしても、同居の家族には面倒がられる存在であることは間違いない。
単なるお荷物以外の何物でもない。
ところで、「ADHD」という病気を信じている人は一度、調べてみよう。
もちろん、「信じたい人」は、調べない方がいいが。
「ADHD」も「作られた病気」として、あまりにも有名。
おそらく、今後も新しい病気が作られ続けるはず。
その時、あなたは、どうする?
今後も新しい病気が作られるたびに、病気をするのか?
今後も新しい病名を探しては、わざわざ診断して「やっぱり」と自分に言い聞かせて、「病人」をやり続けるのか?
それとも、病人の自分を卒業するのか?
卒業するとしたら、いつなのか?
今なのか?
1年後なのか?
ま、自由だけど。
世界一の健康オタク
ブレイクスルー・コンサルタント
坂庭鳳