給湯室の女

坂庭です。

居酒屋で毎晩、クダを
巻いているサラリーマンを
見かけたことがあるだろう。

底辺の人種だ。
以前の僕がそうだったが。

社長や部長、取引先、客の
悪口を言ったり、ネタにしては
ディスったり。

不景気を嘆いたり。

お店についてるTVを見ては
ビールを片手にサッカー選手や
野球選手に向かって、
「こいつはだらしがない」
「メンタルが弱い」など。

「オマエよりは、はるかに
頑張ってるし、立派だぞ」と
今は思う。

あるいは、喫煙室(休憩室)で
たむろして、ヒソヒソ話している
営業マンや、給湯室の女も同類。

オモテヅラは良いが、
裏ではどうしようもない。

煮ても焼いても食えない、
いわゆる「使えない人間」だ。

最初は本人も「すぐにでも
ここから抜けよう」と
思っていたはず。

ところが。

次第に低いセルフイメージが
しみついてしまう。

「だって私は××だから」

これは、「茹でガエル症候群」と
いって、次第に感覚が麻痺
していくやつだ。

熱湯にカエルを入れれば、
熱くて飛び出すが。

水から徐々に熱することで、
いつのまにか熱湯に
浸かっている。

「だって私たちは××だから」 

意識の低い、質の悪い
仲間意識が芽生え、同調し、
変な安心感を抱くようになる。

そして、本当は抜け出したいのに
抜け出せない自分を【正当化】し、
低いセルフイメージを強化
していく。

自分を正当化したいがゆえに、
さらに、周囲をディスりはじめ、
自分を【被害者】の立場に置いて、
最後は開き直る。

「だって私は××だから」

脳が汚染されていく。

残念ながら自覚がない。

このようなコミュニティでは
排他的な傾向があるため、
突き抜けようとする人がいると
叩くようになる。

嫉妬だ。

「仲間だと思っていたのに」

「先に自分だけ抜けやがって」

「失敗すればいい」

「あいつが成功するワケがない」

と。

あなたは、「給湯室の女」
やっていないだろうか?

自覚がないのが1番、厄介。

ちなみに。

個人的には「給湯室の女」は
相手にしないことにしている。

では。

坂庭

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